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Song-2-Song

読書感想文・メンタルヘルスについてのあれこれ等。「何者でもない」者の日々の憂い

キャッチャー・イン・ザ・ライ

自省録

大人になるとき、成人としての教育を施されずにいた。

誰かと対等に渡り合うため、教養の穴を知識でふさいだ。

他人は言う。

 

「価値観を押し付けてくるな」

「説教がましい」

「神様を信じてるんなんて、気持ちが悪い」

 

価値観も近く、似たような苦しみを抱えた、その他人が言う。

 

だからといって、インテリジェンス・パーソンの輪に入れるわけがない。

インテリジェンスにもいろいろあるじゃないか。お化粧ができるインテリジェンス、ある専門分野の会話ができるインテリジェンス、アスリートのインテリジェンス。

あの集団の舞台裏にいってごらん、私にはない「支柱」がある。

大きな歯車が回っていて、きっとそれが美しい均整を保ったまま動いている。

 

行くあてなんてどこにもない。

誰も救えはしない。

だから、

「他の誰かにとっての、無益な会話をしなくて済むように」

おしでつんぼの人間のふりをして、小銭を稼いで、生きていこうと思ったんだ。